2005年12月08日
ゴルフ クラブの正しい選び方
どんなクラブを選んだらいいのか?「良いクラブ、悪いクラブ―間違いだらけのゴルフクラブ選び」という本が売れていると聞いている。できればあまり練習しないで、クラブでうまくなりたいと考えている人が多いせいだろう。
スイングがそれぞれに違うので、その人に合うクラブの選び方を説明できるメーカーはない。従って日本で多くの間違いがあることは事実である。そこで一般的な間違いや誤解について、選び方をご紹介します。
【1】 プロが硬いシャフトを使っているので、硬い方が飛ぶ、と勘違いしている人が多い。プロの場合、柔らかいとフックしやすいことがその理由である。ところが最近ではプロも柔らかい方へ変わりつつある。パーシモンからメタルに変わり、スピン量が減少したことで曲がりにくくなったことも、その理由だろう。ヘッドスピードが遅い人ほど柔らかいシャフトを選んでほしい。シャフトのしなりがヘッドスピードを生み出すのだから、プロのようにヘッドスピードのある人はともかく、硬いシャフトではムチのようにしならせることができなくなる。
【2】 飛ぶクラブほどロフトが少ないので、ロフトの少ないクラブを選ぶ人が多い。距離の出る要素の一つは打ち出し角度が15度程度になるので、自分の弾道にあわせたロフト選びが大切だ。日本ではロフトの少ないクラブを選びたがる人が多いので、実際より少ない表示をしているメーカーが多い。普通のアマなら10度から12度ぐらいのドライバーで良いが、それでも弾道が低すぎる人は3番ウッド等でティーショットをしたら良いだろう。(3番ウッドは15度程度のロフトになっているメーカーが多い) 高い弾道の欲しい人はボールの位置を少し左に移すかティを少し高くすると良い。
【3】 長尺ブームが続いたが、最近では長すぎるクラブへの見直しが始まった。45インチ前後が良いと思う。物理的には長いクラブほどヘッドスピードが出るはずだが、46インチ以上を振り切れる人は少ない。杉原プロが早くから長尺を使って有名だが、ゆっくりとした、しかもコンスタントなスイングがあるからと言える。女性の場合は44インチ以下が良いだろう。いずれにしても振り切れるかどうかが長さを選ぶためのポイントになる。(フォロースルーが十分にできるかどうかである)
【4】 グリップも大切だ。グリップの重さによって、クラブのバランスが変わるのは当然だが、重さもさまざまなので、同じつもりで取り替えたりすると、まったく違ったクラブになってしまう。女性には一般的に女性用の細いグリップが良いだろう。グローブのサイズで男性は23が普通サイズに対し女性は18であるように手の大きさや握力の違いもあるからだ。
【5】 ヘッドがどんどん大きくなってきたが、いずれ300cc前後になると思う。長さと同じで大きすぎるクラブを使いこなせる人は少ない。空気抵抗やトーダウン(つり竿のようにインパクトでヘッドが下に下がる現象)があるからだ。大きくてもプロのようにヘッドスピードが速く振り切れる人は使いこなせると考えて良い。しかし、大きすぎると、力の弱い人にはボールが上がりにくくなる傾向がある。
【6】 今後のテーマはトーダウンの減少を可能にすることではないか。その証拠に最近売れているクラブはヘッドのヒール部分をふくらませたクラブが多いことだ。重心位置をヒール側へ移すためである。クラブが長くなり、大きなヘッドになったことで余計に重要なテーマになってきた。アマの方はこれをほとんどご存知ないと思うが、5センチもトーダウンするクラブがあるそうだ。先日もジャンボ尾崎のドライバーショットをTVで見ていると、ヒールにアドレスし、インパクトではトーダウンしてスイートスポットで打っているのを目撃した。トーダウンするとフェースのトー側の上にあたることが多い。また、フェースが15度ほどクローズになりやすい。
【7】 バックスピン量も飛距離に大きな影響がある。パーシモンからメタルウッドに変わり、糸巻きから2ピースタイプのボールに変わったことで、スピン量は減少した。しかし、スイングによっては4000回転から5000回転にもなる人もある。いわゆる、吹き上がる人や打ち込んでてんぷらボールになる場合だ。こんな方はスピンが減少しやすい設計のクラブを選ぶと良い。飛距離の出る人はほとんど2800回転前後というデータもある。
【8】 クラブのトータルウエイトも最近ではどんどん軽くなる傾向にある。パーシモンでは400グラム程度だったが、今はほとんど300を切っている。軽い方が特にシルバーグレーやレディースには良い。しかし気をつけないといけないのはヘッドが180グラムより軽すぎるとインパクトでボールに負けてしまう。又バランスが軽すぎてもシャフトのしなりが悪くなる。現在のバランス表示は静的なもので、必ずしも動的なものではないが、C5からD2ぐらいが目安になるだろう。ワッグルでしなりを感じることが大切だ。
【9】 日本ではよくトルクという言葉が使われている。正式な物理学でいうトルクとは違った意味で使われているようで、シャフトのねじれについての表現だ。しかしシャフトそのもののねじれより他の要素、〈トーダウン等〉によってねじれが起こるので、あまり気にすることはない。
【10】 結論的にこれからのクラブを予想すると、次のようになる。
シャフト45インチ前後、ヘッド300cc前後、重さ300グラム以下、ヒールのふくらんだヘッド形状、柔らかめのシャフト、ヘッドに流体力学が取り入れられるようになるはずだ。
【11】 クラブ選びの後で大切なことは使いこなすための調整である。そのクラブの特性に慣れない限り、本当に良いクラブを選んだことにならない。たとえば、トーダウンするクラブに慣れている人がトーダウンしにくいクラブに変えた場合はそのクラブに慣れる必要がある。そこで、はじめてその良さを生かすことができる。とくにタイミングを合わせることが大切だが、アマは振り切ることよりインパクト前に力を入れてしまう傾向になりやすい。ムチを振るようなイメージが大切だ。
そのクラブで素振りを繰り返し、クラブヘッドの風を切る音ができるだけ遅くなるように、つまりフォロースルーで音が出るように練習すると良い。プロゴルファーがクラブを生かして使い大きな飛距離を出しているのは、使いこなす努力をしていることも知っていただきたい。
スイングがそれぞれに違うので、その人に合うクラブの選び方を説明できるメーカーはない。従って日本で多くの間違いがあることは事実である。そこで一般的な間違いや誤解について、選び方をご紹介します。
【1】 プロが硬いシャフトを使っているので、硬い方が飛ぶ、と勘違いしている人が多い。プロの場合、柔らかいとフックしやすいことがその理由である。ところが最近ではプロも柔らかい方へ変わりつつある。パーシモンからメタルに変わり、スピン量が減少したことで曲がりにくくなったことも、その理由だろう。ヘッドスピードが遅い人ほど柔らかいシャフトを選んでほしい。シャフトのしなりがヘッドスピードを生み出すのだから、プロのようにヘッドスピードのある人はともかく、硬いシャフトではムチのようにしならせることができなくなる。
【2】 飛ぶクラブほどロフトが少ないので、ロフトの少ないクラブを選ぶ人が多い。距離の出る要素の一つは打ち出し角度が15度程度になるので、自分の弾道にあわせたロフト選びが大切だ。日本ではロフトの少ないクラブを選びたがる人が多いので、実際より少ない表示をしているメーカーが多い。普通のアマなら10度から12度ぐらいのドライバーで良いが、それでも弾道が低すぎる人は3番ウッド等でティーショットをしたら良いだろう。(3番ウッドは15度程度のロフトになっているメーカーが多い) 高い弾道の欲しい人はボールの位置を少し左に移すかティを少し高くすると良い。
【3】 長尺ブームが続いたが、最近では長すぎるクラブへの見直しが始まった。45インチ前後が良いと思う。物理的には長いクラブほどヘッドスピードが出るはずだが、46インチ以上を振り切れる人は少ない。杉原プロが早くから長尺を使って有名だが、ゆっくりとした、しかもコンスタントなスイングがあるからと言える。女性の場合は44インチ以下が良いだろう。いずれにしても振り切れるかどうかが長さを選ぶためのポイントになる。(フォロースルーが十分にできるかどうかである)
【4】 グリップも大切だ。グリップの重さによって、クラブのバランスが変わるのは当然だが、重さもさまざまなので、同じつもりで取り替えたりすると、まったく違ったクラブになってしまう。女性には一般的に女性用の細いグリップが良いだろう。グローブのサイズで男性は23が普通サイズに対し女性は18であるように手の大きさや握力の違いもあるからだ。
【5】 ヘッドがどんどん大きくなってきたが、いずれ300cc前後になると思う。長さと同じで大きすぎるクラブを使いこなせる人は少ない。空気抵抗やトーダウン(つり竿のようにインパクトでヘッドが下に下がる現象)があるからだ。大きくてもプロのようにヘッドスピードが速く振り切れる人は使いこなせると考えて良い。しかし、大きすぎると、力の弱い人にはボールが上がりにくくなる傾向がある。
【6】 今後のテーマはトーダウンの減少を可能にすることではないか。その証拠に最近売れているクラブはヘッドのヒール部分をふくらませたクラブが多いことだ。重心位置をヒール側へ移すためである。クラブが長くなり、大きなヘッドになったことで余計に重要なテーマになってきた。アマの方はこれをほとんどご存知ないと思うが、5センチもトーダウンするクラブがあるそうだ。先日もジャンボ尾崎のドライバーショットをTVで見ていると、ヒールにアドレスし、インパクトではトーダウンしてスイートスポットで打っているのを目撃した。トーダウンするとフェースのトー側の上にあたることが多い。また、フェースが15度ほどクローズになりやすい。
【7】 バックスピン量も飛距離に大きな影響がある。パーシモンからメタルウッドに変わり、糸巻きから2ピースタイプのボールに変わったことで、スピン量は減少した。しかし、スイングによっては4000回転から5000回転にもなる人もある。いわゆる、吹き上がる人や打ち込んでてんぷらボールになる場合だ。こんな方はスピンが減少しやすい設計のクラブを選ぶと良い。飛距離の出る人はほとんど2800回転前後というデータもある。
【8】 クラブのトータルウエイトも最近ではどんどん軽くなる傾向にある。パーシモンでは400グラム程度だったが、今はほとんど300を切っている。軽い方が特にシルバーグレーやレディースには良い。しかし気をつけないといけないのはヘッドが180グラムより軽すぎるとインパクトでボールに負けてしまう。又バランスが軽すぎてもシャフトのしなりが悪くなる。現在のバランス表示は静的なもので、必ずしも動的なものではないが、C5からD2ぐらいが目安になるだろう。ワッグルでしなりを感じることが大切だ。
【9】 日本ではよくトルクという言葉が使われている。正式な物理学でいうトルクとは違った意味で使われているようで、シャフトのねじれについての表現だ。しかしシャフトそのもののねじれより他の要素、〈トーダウン等〉によってねじれが起こるので、あまり気にすることはない。
【10】 結論的にこれからのクラブを予想すると、次のようになる。
シャフト45インチ前後、ヘッド300cc前後、重さ300グラム以下、ヒールのふくらんだヘッド形状、柔らかめのシャフト、ヘッドに流体力学が取り入れられるようになるはずだ。
【11】 クラブ選びの後で大切なことは使いこなすための調整である。そのクラブの特性に慣れない限り、本当に良いクラブを選んだことにならない。たとえば、トーダウンするクラブに慣れている人がトーダウンしにくいクラブに変えた場合はそのクラブに慣れる必要がある。そこで、はじめてその良さを生かすことができる。とくにタイミングを合わせることが大切だが、アマは振り切ることよりインパクト前に力を入れてしまう傾向になりやすい。ムチを振るようなイメージが大切だ。
そのクラブで素振りを繰り返し、クラブヘッドの風を切る音ができるだけ遅くなるように、つまりフォロースルーで音が出るように練習すると良い。プロゴルファーがクラブを生かして使い大きな飛距離を出しているのは、使いこなす努力をしていることも知っていただきたい。








日本の地域ブログ大集合!津々浦々の美味い・楽しいがここに!